おたふく風邪の潜伏期間とピーク
おたふく風邪とは、とても耳にする機会が多い病気ですね。一度かかったことがあるという人はたくさんいるのではないでしょうか。
正確には、流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)といい、一般的にはおたふく風邪と呼ばれることが多いです。
子供の疾患として全世界で広まっています。日本ではワクチンが導入され、おたふく風邪の予防接種は一才以上の子供への任意接種になっており、減少傾向にあります。
おたふく風邪の潜伏期間は14?24日です。ピークは16?18日です。
例えば、おたふく風邪に感染している人と一緒にいた場合、この期間を過ぎて発症しなければおたふく風邪はうつらなかったと考えて良いでしょう。
しかし、30?40%は不顕性感染(ふけんせいかんせん)といい、病気にかかっていても症状が出ない場合があります。つまり、自分自身がおたふく風邪に実際はかかっていたのに、気付かずに過ごしてしまう場合があるということです。
確実におたふく風邪にかかったかどうかを確認するためには、血液検査を行う必要があります。
そもそも、潜伏期間とは何でしょう。何となく知っているつもりでも、意味を聞かれるとなかなか答えられなかったりしませんか?
潜伏期間とは、病原体に感染してから身体に症状がでるまでの期間のことです。
おたふく風邪の原因は、パラミクソウイルス科のムンプスウイルスの感染によって発生します。この潜伏期間は、個人差により大きく左右されます。例えば、体力であったり、免疫力などによって変わるということです。
子供に多い感染症の潜伏期間の例として、インフルエンザは1?3日、みずぼうそうは2?3週間、風疹は2週間、麻疹は2週間です。
おたふく風邪の症状はとても有名ですね。顔がおたふくのように腫れることが多いんです。
顔面の疼痛(じんじんとした痛み)、発症から12?24時間以内に唾液腺(耳下腺)の腫れ(60?70%で発生)、発熱、頭痛、咽頭痛、こめかみ・あごの腫れ、膵炎などです。
感染症全般に言えることですが、子供がかかると比較的、症状が軽く済み、大人が感染すると症状が重くなってしまう場合が多いです。
通常は耳下腺の腫れなどが症状として主張していますが、大人が感染した場合、睾丸(こうがん)、卵巣、中枢神経系、膵臓、前立腺、胸などの器官にも関わることがあります。
場合によっては男性が不妊症になったり、高度感音性難聴になることもあります。
ただのおたふく風邪だから、というふうに軽視したりしないようにしましょう。
